パルパル Palpal 一般社団法人 東京中小企業家同友会 渋谷支部

一般社団法人 東京中小企業家同友会渋谷支部
月刊新聞 パルパル 2021年4月号

発   行    一般社団法人 東京中小企業家同友会  
渋谷支部   PAL2編集部

発行責任者    三木  秀治

http://www.shibuya-doyu.com/

今月の一言

株式会社みなるき 片岡 美紀 ICT活用(デジタル化)による業務効率化と生産性向上の支援をしております、株式会社みなるきの片岡 美紀と申します。

連日のように新聞等のメディアでDX(デジタルトランスフォーメーション)を目にします。 特にこの1年は、COVID-19によりニューノーマルを意識せざる終えなくなり、マイクロソフトの決算資料でもCEOが「2年分のデジタル変革が2カ月で起きた」と述べたほど急速にデジタル化が進んでいます。

では皆さんの会社はどうでしょうか?

デジタル化による業務改善にはいくつかの障害があります。
一つは、経営陣のパソコンやスマートフォンなどデジタル機器に対する苦手意識です。 リーダーは経営を取り巻く情報を集めて判断する必要があります。よく分からない情報、曖昧な情報が混ざっていると判断を狂わす可能性があるので優秀な経営者ならその情報を遠ざけておくのは当然だと思います。しかしデジタル変革が加速度を増している中、多くの企業がDXを今取り組むべき課題として認識し始めており、状況が変わったことを私は肌で感じております。

二つ目、従業員が自分の仕事を奪われるのではないかと警戒感を抱いている。 デジタル化により新たな職種に対応するスキルが必要となります。また、デジタル化できない部分はより人への依存度が高くなります。現状のままを望むなら仕事はデジタルに奪われるでしょう。しかし、デジタルを上手く活用している職場はたくさんあります。

三つ、全社一丸となってデジタル化を進めているが上手くいかない。上手くいっているかどうかの判断も出来ない。 これが一番の問題では無いでしょうか。情報通信白書(総務省)によると、日本企業で社内にICTに携わる人材がいる会社は28%だそうです。対して米国は65%。私が関わった企業でも社内に情報システム部門やチームを持つ中小企業は少なく、得意な個人や社外に委託で対応しています。その為担当者が離職したときによく混乱が起きています。社内に経験が蓄積され引き継がれる仕組みが出来ていない為、デジタル化が効率的に進まないのです。

それらの課題に対して、どこから、どのような方法で取り組めば良いか、誰に相談すれば良いか分からないというのが状況ではないでしょうか。

渋谷支部ではこの程DXワーキンググループが立ち上がりました。デジタル化を進めなければと思っているがまだ曖昧な状態という会員の皆様にも是非、気軽にお声がけいただけたらと思います。

株式会社みなるき
代表取締役 片岡 美紀

新会員紹介

このコーナーでは、
東京中小企業家同友会 渋谷支部に
ご加入頂きました会員様をご紹介いたします。

氏 名河津 マコトベルナード 様
企業名バーナード・アセット・マネジメント株式会社
役 職代表取締役
所在地〒115-0052
東京都北区赤羽北3-26-4-407
電 話03-3907-0134
業務内容英語パーソナルコーチング、不動産コンサル&運営

イベント報告

一般社団法人東京中小企業家同友会第68回定時総会

日 時: 2021年3月11日(木)15:00~
総会15:00~16:30 記念講演16:40~18:10
会 場: アルカディア市ヶ谷 富士の間 ※ZOOMでも配信
講 演: 佐久間 曻二 氏 元松下電器産業(株)副社長/ぴあ社外取締役
参加費: 無料
参加人数:130名

 松下幸之助から 今 何を学ぶか  弟子の目から見て思うこと

一般社団法人東京中小企業家同友会第68回定時総会 松下幸之助から 今 何を学ぶか 2021年3月11日(木) 今日、私たち中小企業家は、今般のコロナ不況をどうとらえるべきか。日本を代表する経営者、松下幸之助氏は、不況を忌まわしいものとせず「不況こそ改善、発展のチャンス」と常に積極的な見方に立ち、前向きの発想から新たな発展の道を切り開いてきた。その松下幸之助氏を師と仰ぎ、松下電器産業で副社長などを歴任した後、深刻な経営危機にあったWOWOWの再建を託された佐久間氏。師、松下幸之助氏がどのように危機に立ち向かったかを紐解き、経営者としての「3つの心構え」と「打つべき7つの手」を実践。短期間での経営再建を果たした。その原点はドイツ駐在時代。欧州市場で苦戦が続くなか、松下幸之助氏から言われた「経営理念を売りなさい」という一言。経営理念と自分の仕事をどう結び付けていくかを強く意識し、「自分事」として実践に移したことにあった。このふたりの師弟の軌跡から、経営者としての心構え、社員への向き合い方を改めて見つめなおす講演でした。

佐久間 曻二氏
元 松下電器産業株式会社 副社長 ぴあ社外取締役
1931年新潟県生まれ。大阪市立大学大学院経営学研究科終了後、56年松下電器産業(現パナソニック)に入社。欧州でのマーケット開拓、国内でのショップ店改革などの実績を積み、87年に同社副社長に就任。93年からWOWOWの代表取締役社長に就任し経営再建を果たす。現在は、ぴあ社外取締役およびパナソニック終身客員。

ミッキーの川柳三昧

三木秀治

首都圏で緊急事態宣言が
解除されましたが、
新規感染者数は漸増中。
リバウンドが懸念されます。

リバウンド 緊急事態だ 体脂肪

在宅勤務で運動不足と食べすぎが原因ですね。

 

25日から聖火リレーが
福島から始まりました。
121日間で全国をリレーします。

沿道の 密でコロナも リレーされ

三密避けて応援しましょう。

目黒川など花見スポットは
大賑わいだったようです。
あちこちに
「宴会禁止」の看板がありました。
代々木公園や上野公園では、
花見の場所を通行止めにしています。

引きこもり ライブカメラで 花見宴

ライブカメラで全国の花見が満喫?できます。


 

今年は入学式は行われるようです。
クラスターは大丈夫でしょうか?

入学式 やって授業は オンライン

今年は、各大学で対面とオンラインを組み合わせた
授業形態を模索しているようです。

政府は在宅勤務を奨励していますが、
日本では効率が悪いと、嫌われているようです。

在宅の 効率下げる ダメ上司

アナログな上司が会社のデジタル化の障害になっているかも。
最近は、DX(Digital Transformation)という言葉がバズっています。

デジタル化 押印レスで 課長レス

決済・承認印を押すだけの仕事は仕事とはいいません。

DX 儲けて生活 DX(Delux)

デラックスをDXと略すのは日本だけらしいです。
DXで業態変革して業績アップを目指しましょう!

★三木 秀治 川崎インターネット(株)

例会スケジュール

◆渋谷支部アクティブミーティング
☆日時: 2021年4月1日(木)18:30~20:40
※原則第一木曜日に開催
☆会場: オンライン会議となります。
☆参加資格:渋谷支部会員のみ
☆参加費:無料


◆一般社団法人東京中小企業家同友会渋谷支部 第43回総会
基調報告会 コロナ禍を乗り切る事業戦略
~多柱経営と実行力・決断力が決め手~
☆日時:2021年4月22日(木)18:00~20:00
 総会 18:00~18:20 記念講演会 18:25~20:00
☆講演: 遠藤和夫氏 (株)ケイワールド 代表取締役
☆会場: オンライン
☆参加費:無料
葛飾支部支部長の経営戦略から学ぶ「考えるより、やってしまう」即断即決経営力。2011年に起業し、池袋で写真スタジオを設立、失敗を恐れず新しい業態へチャレンジしつつ3つの事業により、安定経営を目指す。
  • コロナ禍でも、売上増のブルーベリー専門店。成功のポイントは?
  • 安定収入となった写真スタジオを成功に導いた顧客ニーズの見極めとは?
  • 写真家の父の事業をベースにした宣伝広告事業は人脈がカギ。
同友会では、葛飾支部長、昨夏スタートした飲食部会の責任者として縦横無尽に活躍されています。同友会活動への思いや、苦境に立たされている飲食業界へのビジョンを語っていただきます。

◆「本格卓球クラブ」例会
~上手くなくても大丈夫、卓球愛好家の経営者集まれ! ~
☆日時: 2021年4月30日(金)18:45~20:45
懇親会(状況を見ながら実施判断いたします)
☆場所: 目黒区立駒場体育館 目黒区駒場2-19-39
京王井の頭線駒場東大前駅下車 
西口改札から徒歩5分(駒場野公園内)
☆会費: 無料(懇親会は実費)
☆持ち物:室内シューズ、運動着、タオル、卓球ラケット(貸出可)
☆参加資格:東京同友会の会員および 会外の経営者

2013年5月発足の「本格卓球クラブ」は 毎月一度定例練習会を開催しています。 卓球を愛する仲間の交流を大事にする会です。

イベント報告

渋谷支部3月例会 テーマは中小企業のDX
中小企業の従業員が輝く仕掛けづくり
~0円からのDX実現とは?
バックオフィスからの業務プロセス改革~」~

日 時: 2021年3月25日(木)18:00~20:30
会 場: オンライン
報告者: 片岡 美紀 氏 (株)みなるき 代表取締役
参加費: 無料
参加人数:22名
渋谷支部3月例会 中小企業の従業員が輝く仕掛けづくり-バックオフィスからの業務プロセス改革  2021年3月25日(木) 片岡氏は、経理や営業、営業事務などバックオフィス業務を経て、RPAの導入支援を行う会社を昨年に設立。ITを活用し、普段あまり顧みられることがないバックオフィス業務の効率化をはかることを通じて企業の業績にもつながってきます。仕事の全ての「プロセス」に注目した目的達成のための業務設計とIT導入のステップ、現場が自らの成長に期待して自律的に成長し、現場の第一線がイキイキと働く現場を実現するためのITツールの導入支援を行っています。IT導入に行き詰まりを感じている方、必聴の例会となりました。


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