例会レポート 
後援:国際ビジネス支援部会・渋谷支部・Deep Japan
東京中小企業家同友会 江東支部2月例会

急増する訪日外国人のマーケットとは ~インバウンド需要ってなんだろう?~

日 時
2015年2月18日(水)18:30~20:30
場 所
江東区産業会舘2F 第5・6展示室
参加費
会 費:1,000円  懇親会費:3,500円(飲食代)
参加者
40名

2013年、訪日外国人数が初めて1000万人を超え話題となりましたが、 観光庁では2020年2000万人を目指し様々な施策が考えられています。 当然、私達、中小零細企業にとっても雲の上の話ではありません。 シブヤプロジェクトの成果、長野五輪やワールドカップでの経験などをもとに皆様に問題提起します。 今から5年、私達にできる事はなにか、その経験が2020年以降にどのように活きてくるのか、 歴史的名所の宝庫である江東区の魅力を外国人観光客にアピールすべきかなどの内容をもとに活発な意見交換がなされました。

三雲 玲子 氏(THINK OUT OF THE CASE 株式会社 取締役副社長)
☆報告者プロフィール☆
米国の大学院で国際経営学を学ぶ。 米航空会社や多国籍企業で旅行マーケティングを担当。 1998年の長野五輪と2002年のFIFAワールドカップ日韓大会では スポンサー企業のホスピタリティプログラムを担当する。 2005年に海外向けに和の伝統工芸品を販売する会社、THINK OUT OF THE CASE を立ち上げる。 また、堪能な語学力を活かし、中小企業の海外進出支援も行っている。 同友会では、渋谷支部副支部長、国際ビジネス支援部会 副会長を勤める。 また、急増する在留外国人が生み出す需要をどのように引き出すか (インバウンド・マーケテイング)をシフヤプロジエクトと銘打ち、 区内の商店を対象にテストマーケテイングを行っている。

インバウンド(inbound)とは、
外から入ってくる旅行、一般的に訪日外国人旅行を指す。海外旅行はアウトバウンド(outbound)という。日本ではアウトバウンドに比べ、インバウンドの数が著しく少ないことから、2003年に政府は「外国人旅行者訪日促進戦略」を掲げ、現在は「訪日旅行促進事業(ビジット・ジャパン事業)」が行われている。将来的にはインバウンドの数を3,000万人とすることを目標とし、2016年までに1,800万人、2020年まで2,500万人の目標を掲げている。

(インバウンド(旅行)とは | JTB総合研究所
 http://www.tourism.jp/glossary/inbound/

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